【ダービー】武豊 青葉賞馬ゴーイントゥスカイと新伝説「多くの馬にチャンスがあるレース」
2026年5月26日 05:30 競馬の祭典「第93回日本ダービー」(31日、東京)まであと5日に迫った。歴代最多6勝を挙げる武豊(57)はゴーイントゥスカイとのコンビで16年連続、37回目の騎乗に向かう。勝てばダービーの最年長勝利記録を更新。青葉賞の勝ち馬はダービーを勝てない。そんなジンクスを破って、新伝説を打ち立てる。
今年のダービーも武豊の元気な姿が見られる。16年連続、37度目の騎乗。青葉賞の勝ち馬ゴーイントゥスカイとコンビを組む。「ダービーは全ての関係者にとって特別。楽しみのある馬で挑めるのが本当にうれしい」と穏やかに笑った。
武豊は98年スペシャルウィークで初V。翌年はアドマイヤベガで連覇を達成した。02年はタニノギムレット、ディープインパクト(05年優勝)の衝撃、日本中を感動させたキズナ(13年)との激走。22年はドウデュース。20、30、40、50代の全てで勝利を挙げている。「20万人で埋め尽くされたアイネスフウジン(90年)の年はまだ20歳くらいだったけど“競馬って凄いな”と思った。一方でコロナ禍ではお客さんが一人もいないダービーでも騎乗した。それだけ長く乗っているということ」と振り返る。
ダービー7度目の優勝へ。ゴーイントゥスカイは自身の手綱で前走青葉賞を勝って、本番への出走権を手にした。「開幕週の馬場で外枠だったから厳しい競馬を覚悟したけど、強かった。内容とタイムも悪くなかった」と高く評価。今年のダービー、名手の見立ては混戦だ。「何となくディープインパクト、オルフェーヴル、コントレイルみたいに抜けた馬はいないのかな。多くの馬にチャンスがあるレースになると思う」と色気を見せる。
青葉賞馬はダービーを勝てない。そんなジンクスがある。重賞に昇格した94年以降を見ても【0・6・2・21】。馬券に絡んだのも17年のアドミラブルが最後だ。ただ、昨年から青葉賞の開催が1週早まった。本番へ向けてのローテは中3週から中4週へ。少しでもゆとりを持てるのは大きい。「皐月賞を走った相手と青葉賞では相手関係が全然違う。ただ、ダービーまでの間隔が広がったのはプラス材料だと思う」と前向きに語った。
24日のオークスは22歳の今村聖奈がJRA所属の女性騎手として初となるG1勝利。快挙に沸いた。武豊は勝てば横山典弘の56歳3カ月4日を抜き、ダービーの最年長勝利記録を更新する。レジェンドが重い歴史の扉を開き、新伝説を築く。
○…武豊と坂井は25日、都内でダービーのPR発表会に出席した。JRA年間プロモーションキャラクターを務める俳優の竹内涼真(33)、見上愛(25)らとトークを展開。ジャスティンビスタでダービー初Vに挑む坂井は「ダービー当日が誕生日なんです。ここ2年で3、2着ときているので、今年は1着です」と話すと、武豊が「そんなに甘くないよ(笑い)」と軽妙な返し。「6回勝ったけど、何回勝ってもいいと思えるレース。7勝目を目指して頑張りたい」と言葉を継いだ。


