元調教師の国枝栄氏、元騎手の蛯名正義師が殿堂入り JRA発表
2026年6月15日 14:30 JRAは競馬の殿堂入りにあたる顕彰者として元調教師の国枝栄氏(71)、元騎手の蛯名正義師(57)を選定したと発表した。
国枝氏は調教師としてJRA通算1123勝を挙げた。今春に定年引退を迎え、現在は美浦・小島茂之厩舎で補充員を務めている。
蛯名正師は騎手時代、JRA通算2541勝(2万1183戦)を挙げ、21年2月いっぱいで引退。調教師に転身し、22年に厩舎を開業した。
顕彰とは中央競馬の発展に多大な貢献があった元調教師、元騎手を称えるもので、元調教師の顕彰は昨年、選出された音無秀孝氏に続いて13人目。元騎手の顕彰は野平祐二、保田隆芳、福永洋一、岡部幸雄、河内洋、郷原洋行、柴田政人に続いて8人目。記念競走の実施等については後日、発表される。
▽国枝栄氏 長年、競馬、馬に携わってきたことが顕彰者という形で認められたことは大変ありがたく光栄に思います。私を応援していただいた馬主様、厩舎スタッフ、JRA、競馬ファンの皆さま、理解してくれた家族ら多くの皆さまに、そして一生懸命走ってくれた馬たちに心より感謝いたします。これからも競馬界の発展を見守っていきたいと思います。誠にありがとうございました。
▽蛯名正義師 栄誉ある顕彰者に選出していただきまして誠にありがとうございます。馬、そして馬に携わる全ての方々、応援してくださっているファンの皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。34年間の騎手生活の中で多くの馬に素晴らしい舞台に連れて行ってもらい、たくさんのレースを勝たせていただきました。しかし、それ以上に悔しいレースもありました。そんな中でもいつも誇りと希望を持ってレースに臨んでいました。先日の第93回日本ダービーの本馬場入場から返し馬に向かっていく騎手の皆さんの姿を見て、騎手とは素晴らしい仕事だなと改めて感じました。今は調教師として違う立場で毎日、馬と接していますが、馬に対する思いは変わりません。馬がつないでくれた、これまでの縁に感謝し、騎手時代にかなわなかった夢を追いかけ、これからも一層精進してまいりたいと思っています。本当にありがとうございます。
