レース後に出走取消が発生した英ダービーのノンランナー制度「今後、導入の是非を検討」JRA関西定例会見

2026年6月15日 14:45

英ダービーを制したクリスマスデーと手綱を取ったロナン・ウィーラン(馬上)、管理するエイダン・オブライエン師(左)ら関係者(C)Megan Rose Photography/The Jockey Club

 JRAは15日、大阪市のアクア堂島NBFタワーで関西定例会見を開き、レース後に出走取り消しが発生した6日の英ダービー(G1、エプソム芝2410メートル)について関西競馬記者クラブが質問し、審判担当の松窪隆一理事が回答した。

 この件はA・オブライエン厩舎4頭出しで最有力候補とみられたベンヴェヌートチェッリーニ(牡3、父フランケル)が発馬機内で左トモが挟まり、公正なスタートを切れなかったと裁決委員が判断し、10位入線ながら出走取り消し(ノンランナー)の扱いで確定した。

 英ダービーは農林水産大臣が認可し、JRAの馬券発売が可能な32競走に含まれている。仮にJRAが同レースの馬券を発売していれば返還の対象になっていたのか問われ、松窪理事は「レース主催国のルールに従うのはホームページでもお知らせしていますので、その規定に準じた対応になります」と説明。「競馬と生産及び賭事に関する国際協約、いわゆるパリ協約に明記されているルール。今後は制度の研究を進めていく中で、日本での導入の是非を検討していきたいと考えています」と方向性を示した。

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