【関屋記念】アンパドゥ 鋭伸 馬体引き締まり操縦性、躍動感文句なし
2026年7月23日 05:30 サマーマイルシリーズ第2戦「第61回関屋記念」の最終追いが22日、東西トレセンで行われた。重賞初挑戦ながら、陣営が潜在能力を高く評価している英国産馬アンパドゥが美浦Wコースで充実ぶりを示す上々の走りを披露。初タイトル奪取へ期待が高まった。
前走で条件クラスを勝ち上がったばかりとは到底、思えない。まさに遅れてきた大器。関屋記念が重賞初挑戦となるアンパドゥが、Wコースでの3頭併せで非凡な性能を見せつけた。
道中は3頭縦列の2番手をスムーズに追走。直線は前後2頭の間に入り、馬なりのままラスト1F11秒2と鋭く伸びて併入した(全体時計は6F84秒4)。馬体は引き締まり、操縦性も躍動感も文句なし。太田助手の「調整自体は順調です」という短い言葉に、仕上がりへの自信が凝縮されている。
その充実ぶりは新コンビの岩田望が騎乗した15日の1週前追い(Wコース馬なり6F81秒7~1F11秒4)の段階から、はっきりと見て取れた。調教を終えた鞍上は「乗りやすかったし、反応も良かった」と動きを絶賛。さらに「競馬を見てイメージはできている。舞台は申し分なく、長い直線はもってこい」と、新潟芝マイルの適性にも太鼓判を押した。太田助手も「難しいところがある馬なので感触をつかんでもらった。スタッフともしっかりコミュニケーションを取ってもらったし、そのあたりで乗り替わりをカバーしてほしい」と期待を込める。
デビューが3歳5月と遅れた上に、骨折による1年以上の長期休養もあったため、5歳でキャリアはまだ6戦。2走前の雲雀S(7着)を除けば連対率100%と、まだ底らしい底を見せていない。「前走をしっかり勝ち切れて良かった。2走前が不可解な負け方だったので、いつもの競馬ができて安心した」と太田助手。さらに今回はオープンへの昇級戦。実績上位馬より2~3キロ軽いハンデ56キロという有利な要素もある。
「ここでもやれるポテンシャルがあると思ってやってきた。いい走りを見せてもらいたい」と同助手。コースは今回ライバルとなるダノンセンチュリーを2着に退けた2戦目の五頭連峰特別と同じ新潟芝マイル。重賞ウイナーの仲間入りをする舞台装置は整った。
