【盛岡競馬 岩手県知事杯OROカップ】シンボ、6年7カ月ぶり重賞2勝目 11番人気の9歳馬が激走V
2026年8月19日 05:30 盛岡競馬の芝重賞「第27回岩手県知事杯OROカップ」(M1)が18日、11Rで行われた。ホッカイドウ競馬所属の11番人気シンボ(牡9=斉藤正、父ベーカバド)が好位3番手の外からしぶとく押し切り、20年1月2日に水沢で行われた金杯以来の重賞2勝目を飾った。自身の勝利も23年7月阿武隈S以来、約3年1カ月ぶりとなった。
ホッカイドウ競馬所属馬の勝利は07年、09年コスモバルク、11年ダブルオーセブン、18年ハッピーグリン以来で5度目となった。
鞍上の村上忍騎手(49)は「14番枠から出して行ってどの位置が取れるかはちょっと読めなかったので、“積極的に乗ってくれ”という指示でもありましたから、とりあえず番手くらいを目標に。位置取りはこれで良かったと思います。あとは気を抜かせないように、遊ばせすぎないような感じで乗るようには心がけました。追っていってからも、抜け出してからも、どれだけ反応してくれるか分からなかった。本当に最後まで分からなかったですけど、馬がよく頑張ってくれました。最後しのいでくれたのは馬の底力だと思っています。久しぶりに重賞を勝たせてもらいました。岩手になじみがある馬で勝てて良かったなと思います」と振り返った。
一方、管理する斉藤正弘師(54)は「脚元の不安を抱えながら走ってきましたが、芝がいい馬ですし、年齢的にも最後かもしれない盛岡の芝で走らせてあげたいと思ってここを選びました。ただそこは、思い出だけじゃなくて、馬の気持ちは乗っていたし、体にも十分に張りがある。直前も坂路で時計を出せて勝負はできるなと思って。馬体重も470キロ台になって100点満点。あとはもう村上君が100点満点の騎乗をしてくれました。気合をつけて前に行ってほしいという指示を出していたので3番手は理想の所。最後は名前の通り辛抱してくれと思って見ていましたが、直線は力が入りましたね。僕も盛岡で重賞を勝てたのはミラクルフラワー以来。ずっと2着だったからうれしいです。この後は、年齢的なものがありますし、ここまで数も使ってきたので、ここでひと休みしてそれからオーナーさんとも相談するつもりです」と語った。
