英遠征サトノレーヴ9着に堀師「枠入りを拒んだのは誤算」「馬は最後まで精いっぱい走ってくれました」

2026年8月24日 11:32

サトノレーヴ

 英遠征中のサトノレーヴ(牡7=堀、父ロードカナロア)が22日、イングランド北部ヨークのヨーク競馬場でシティオブヨークS(G1、芝1400メートル)に出走。中団で脚をためたが、しまいの伸びを欠き、9着に敗れた。

 24日、JRAが堀宣行師(58)のコメントを発表した。「金曜(21日)の朝にニューマーケットを出発してヨーク競馬場に向かいましたが、輸送はスムーズであり、現地に到着後も馬は安定したメンタルを保っていました。予定通り、当日の朝にスクーリングを行い、プレパドック、パドックの様子に関しては、前々走、前走より落ち着いていました。ただし、これまでの追い切り後に確認した際も、日本より狭い現地のゲートに窮屈さを感じている素振りがありました。練習を重ねたのにもかかわらず、枠入りを拒んだのは誤算です。制裁などはなかったとはいえ、スターターより注意を受けました。ただし、敗因としては3日間の開催を経て、荒れた馬場になったのが響いたと思います。事前にモレイラ騎手と馬場を歩いて下見して、徐々に乾きつつあるのを感じ取っていましたので、こなせると期待してしまい、スクラッチ(出走取消)を選択しませんでしたが、馬に申し訳なかったと悔やんでいます。モレイラ騎手と組み立てたレースプランでは、緩いカーブを曲がった地点でコースの外へ出したいと打ち合わせたものの、それがかなわなかった上、ノータブルスピーチ(1着)より前を想定していた位置取りに関しても思い通りにいきませんでした」と回顧。その上で「距離の1400メートルもこの馬向きではなかったものの、馬は最後まで精いっぱい走ってくれました。感謝の気持ちでいっぱいです」とねぎらいの言葉をかけ「レース後、当日にはニューマーケットに戻りました。タフなレースだっただけに仕草(しぐさ)がおとなしく映るものの、カイバを食べ、引き続き健康状態は安定しています」と報告した。

 今春の高松宮記念で連覇を飾り、4度目の海外遠征に臨んだ。香港のチェアマンズスプリントプライズ2着から英国に転戦し、王室が主催するロイヤルアスコット開催のクイーンエリザベス2世ジュビリーS2着、ジュライC3着と上位争い。前日21日のナンソープS(G1、ヨーク芝直線1000メートル)、2週後のスプリントC(G1、9月5日、ヘイドックパーク芝直線1200メートル)にも登録があり、シティオブヨークSが滞在3戦目となった。

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