【中山新馬戦】サトノアニマ 迫力の馬体 重賞4勝の半兄ディープボンド彷彿

2026年9月8日 05:30

日曜中山5Rでデビューするサトノアニマ

 今週の「Road to 2027」は、秋競馬開幕2週目でデビューを迎える東西2頭を紹介する。日曜中山5R(芝1800メートル)にはサトノアニマ(牡=鹿戸、父キタサンブラック)がスタンバイ。半兄に重賞4勝ディープボンドがいる“大型ルーキー”が着々と態勢を整えている。

 兄ディープボンドを彷彿(ほうふつ)させる迫力満点の馬体に、追えば追うほど伸びそうな雄大なフットワーク。大きな可能性を秘めたサトノアニマは、24年セレクトセール当歳部門で4800万円(税抜き)で落札されたキタサンブラック産駒。初陣に向け、追うごとに状態を上げている。

 2週連続の併せ馬となった1週前はWコースで6F83秒8~1F12秒1(強め)。大きく追走した僚馬に半馬身遅れたものの、パワフルなフットワークを見せた。見守った鹿戸師は「順調に来ている。まだ若干、余裕のある体なので当週にやってちょうど良くなると思う。入ってきた時はまだ太かったけど、本数もやってきたので少しずつ脂肪が取れて体が締まってきた。素直なところが良いですね」と上昇ぶりを感じ取っている。

 秋の中山で迎えるデビュー戦。兄が遠征した凱旋門賞で騎乗した名手川田とのコンビで、競走馬生活のスタートを切る。指揮官は「跳びの大きい馬なので長く良い脚を使えそう。ゲートも問題ない。体のシルエットは距離があって良さそう」とジャッジした。

 鹿戸厩舎は今年の2歳戦で8戦4勝と好成績、デアグランツはデビューから2連勝でコスモス賞を制した。アニマについても「良いものは持っている」と素質を認めつつ「もう少し」と上積みを求めるのは大きな期待の裏返しだろう。兄は国内外で重賞4勝を挙げ、G1は2着4回(21~23年天皇賞・春、21年有馬記念)。多くのファンに愛された兄の背中を追いかけ、そして兄の果たせなかったG1制覇を夢見て初陣を迎える。

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