【凱旋門賞】ダリズ連覇へ グラファール師自信あり「至って順調」

2026年10月2日 05:27

ダリズを送り出すグラファール師(平松さとし氏提供)

 【平松さとし氏現地ルポ】JRAが馬券を発売する「第105回凱旋門賞」まで、あと2日。日本調教馬2頭を含め、話題満載のメンバーがそろった。パリ郊外のシャンティイで取材を続けるフリーライターの平松さとし氏がフランスのトップトレーナー、フランシス・グラファール師(49)を直撃。昨年の覇者ダリズ(牡4)は史上8頭目の連覇へ、視界良好だ。

 1番人気が予想されるディフェンディングチャンピオン陣営。グラファール師はシャンティイの厩舎で笑みを見せながら語り始めた。

 「ダリズは火曜日(29日)の朝に最終追い切りをしましたが、至って順調です。その後もしっかり乗っています」

 追い切り後も連日乗って疲れが出ないのかと尋ねると、調教師はかぶりを振った。

 「連日乗るといっても短い距離で、具体的には900メートルを2本という感じです。長めに1本乗るより、むしろ疲れはたまりません」
 状態はすこぶる良いという。

 「勝利した昨年と比べても遜色ありません。良馬場なら切れ味を発揮できるし、道悪もこなせます。本質的には2400メートルが少し長い気もしますが、能力が高いので、特に心配していません」

 日本から参戦するメイショウタバルとアドマイヤテラについては、こう続けた。

 「日本馬は常にフレッシュな感じがするし、能力が高いことも分かっています。当然、怖い存在です」

 そう言うと、ニコリと笑って最後にこう締めくくった。

 「でも、負けませんよ」

 王者の余裕か、それとも確かな手応えか。穏やかな笑みの奥に宿る絶対の自信を胸に、連覇を懸けた戦いの舞台、パリロンシャン競馬場へ向かう。 (平松 さとし)

 《JCに有力馬2頭 秋の日本競馬界席巻する!?》グラファール師はこの秋、ジャパンC(11月29日、東京)にカランダガン(セン5)とゴリアット(セン6)を送り込み、ゴリアットはそのまま日本に残し、有馬記念(12月27日、中山)にも出走させる予定。さらに、ムーランドロンシャン賞勝ち馬のエルデナリ(セン3)をマイルCS(11月22日、京都)に挑戦させる計画だという。日本の競馬界を席巻するか、フランスのリーディングトレーナーの動向から目が離せない。

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