【菊花賞】武豊導くゴーイントゥスカイ 3項目満点で85点 「長距離は騎手」&継続騎乗の馬優位

2026年10月19日 05:30

菊花賞出走馬採点表

 クラシック最終章「第87回菊花賞」はロブチェンの3冠なるかに注目が集まる。過去10年の傾向から5項目、各20点満点のポイント制で勝ち馬を導き出す「G1データ王」は3冠ならずの見立て。あの名手が継続騎乗する素質馬の戴冠なるとの結論だ。

 【ステップ】最多勝は神戸新聞杯組で【4・3・3・51】。前走着順別の内訳は1着馬【2・1・1・3】、2着馬【1・1・1・6】、3着馬【1・1・0・8】。4着以下だと【0・0・1・34】だから好走は必須だ。次点のセントライト記念組は【3・3・2・32】でこちらの方が好走率は高い。1着馬【1・0・0・6】、2着馬【1・1・2・3】、3着馬【0・1・0・7】なので連対が望ましい。17年クリンチャーは9着から本番で2着。21年タイトルホルダーは13着から巻き返している。よって、神戸新聞杯1~3着、セントライト記念1~2着を20点。その他のセントライト記念組を15点。神戸新聞杯4着以下とそれ以外のステップを10点とする。

 【鞍上】「長距離は騎手」といわれる。ルメールが3連覇中なら、この格言にも説得力が出る。ルメールは問答無用で20点。また、前走からの継続騎乗が【8・6・7・93】で勝率7・0%。乗り替わりが【2・4・3・56】で同3・1%とイメージ通りの結果が出ている。菊花賞V経験がある騎手が継続騎乗ならば20点、V経験がない騎手が継続騎乗で15点、乗り替わりなら10点とする。

 【脚質】長丁場で折り合いが重要になる。前走で脚をためる競馬をしていた馬が好成績を収めている。前走上がり3F1位だった馬が【5・4・3・42】、同2位が【3・1・4・15】と好走率が高い。該当馬は20点とする。前走4角で3番手以内で立ち回っていた馬は【1・3・5・58】で勝率1・5%。唯一勝ちきったのは22年アスクビクターモアだが、当時は阪神開催だった。該当馬は10点とする。両方該当する場合は上がり3F順位を優先。どちらにも該当しなければ15点。

 【血統】ディープインパクト産駒が【5・1・3・14】と圧倒的に強かった。同産駒はもういないので孫世代に注目。菊花賞を勝っているコントレイル、ワールドプレミア産駒を20点。キズナ、ダノンプレミアム、グレーターロンドン産駒を15点。母父がディープインパクトの馬も同様に15点とする。ドゥラメンテ産駒も【3・0・0・5】と強かったが、もういない。同系列のキングカメハメハ系種牡馬の産駒を15点とする。アーバンシックが勝っているスワーヴリチャード産駒も15点。それ以外は10点。

 【馬体重】連対馬で馬体重が500キロ以上だったのは24年1着アーバンシック、25年2着エリキングのみ。トータルで【1・1・0・31】と大型馬は苦戦傾向にある。前走馬体重が500キロ以上の馬を10点、未満の馬を20点とする。

 【結論】ロブチェンを抑えて、3頭が同点首位。中でもゴーイントゥスカイは「鞍上」「脚質」「血統」の3項目で満点を叩き出した。セントライト記念(6着)はいかにも本番を意識したレース運びで、継続騎乗の武豊がばっちり決める。(データ班)

特集

2026年10月19日のニュース