【秋華賞】上村師 モンローウォーク将来の「選択肢広がった」 兄弟での勝利は「おまけ」!?

2026年10月19日 05:30

<京都11R・秋華賞>モンローウォークで秋華賞を制した戸崎(中央)と上村調教師(左)ら(撮影・平嶋 理子)

 戦前から自信を隠さなかった上村洋行師(52)は「ホッとした…」と相好を崩した。この日は秋華賞と同じ芝2000メートルが舞台の5Rビンドゥング(1着)の鞍上にも戸崎を配した。馬場を確認し意見をすり合わせ、“強気のレース運び”で思いが一致した。「ゲートに入ってしまえば、あとはジョッキーに任せるだけ。馬を信じるだけ」。万全を期して、G1単勝1倍台の重圧をはねのけた。

 放牧先での初対面で「秋華賞を獲れる」と直感した。トレセンでは自ら調教に騎乗し、感じ取った素質の高さを包み隠さずに伝えてきた。「天才肌」「普通ならば負けない」とも言い切った。だからこそ「直線はヒヤッとした」が、枠場に戻ってきたモンローウォークは「ケロッとしていた」。着差はわずかでも絶対的な評価は不変。「3歳同士にとどまらず、古馬相手でも戦えると思っている」。次走の明言は避けたが、「選択肢は広がった。いろんな舞台に挑戦していければ」と力強く未来を見据えた。

 担当する上村典久厩務員は兄。「兄弟でのG1勝利はおまけみたいなもの。今夜は2人で祝杯?僕は忙しいのでね」。質問をけむに巻いた上村師は心底うれしそうに競馬場を後にした。

特集

2026年10月19日のニュース