【萩S展望】“レーヴ一族”ヴァンクライ 武豊とのコンビ継続で出世街道歩む
2026年10月19日 18:12 出世レースとして注目の2歳リステッド競走「萩S」(25日、京都)は2018年サートゥルナーリア、2021年ダノンスコーピオンなどG1馬を輩出。今年は10頭がエントリーしている。
ヴァンクライ(牡=須貝、父ハービンジャー)は札幌芝1800メートルのデビュー戦で勝利に導いた武豊が高評価した良血。榎本助手は「入厩当初は怖がりで難しさを感じていましたが、夏を越して大人びた雰囲気になっています。いい休みを挟んで来れていますね」と心身の成長ぶりを伝える。
2025年セレクトセール1歳部門で1億3000万円(税抜き)の値がついた好素材。伯母に無敗の3連勝で2010年阪神JFを制したレーヴディソールを持つ。初戦は前半1000メートル通過65秒5の超スローペースの中、直線入り口で並びかけるとスイッチオン。怖がりな面があるとは思えぬ鋭い切れ味を発揮し、人気を分け合ったアエロリットの娘イルリサット(2着)との一騎打ちを制した。
この中間は格上の年長馬相手に意欲的な併せ馬を消化。15日の1週前追いは武豊を背にCWコースでいっぱいに追われ、6F81秒0~1F11秒5をマークし、ペンナヴェローチェ(5歳3勝クラス)に2馬身先着した。榎本助手は「追い切りでもビシビシ攻めて、しっかり負荷をかけられるようになりました」。幼さを残す分、伸びしろは無限大。華々しいデビュー戦から1カ月半の月日を経て、確かな進化を証明する。
