冬のエリート トップ合格/日経新春杯

2008年1月16日 06:00

8歳にして初の重賞タイトルにグッと迫ったトウカイエリート

 日経新春杯(20日、京都、G2)は、昨年2着のトウカイエリートが8歳でも衰えを見せず、偉大な兄トウカイテイオーに続く重賞制覇を目指す。
【日経新春杯登録馬


 調教の動きからはとても8歳とは思えない。張りに満ちた若々しい体つき。柔らかい筋肉を収縮させる前後肢の迫力あるさばき。全休日明けの栗東トレセンでトウカイエリートは、はつらつとした走りを見せた。キャンターを終えて引き揚げてきた安藤助手は「若いころから夏に弱かったみたいで、暑い時季は完全休養。だからレースの数を使ってない。そのおかげだろうね。すごく元気がいいし、8歳には見えないよ」と若さを保てる理由を説明した。7~9月の夏季競馬に出走したのは1度だけ(05年7月の1000万2着)。大切にされてきた分、長持ちしているのだ。
 昨春の天皇賞(6着)後に休養に入り、11月の前走・アンドロメダS(2着)で復帰。今冬が稼ぎ時だ。「前走の内容は上々。使った上積みもかなりある」と続けた安藤助手。「乗っていても、さすがトウカイテイオーの半弟、サンデーサイレンスの子だと思える面がある。今回は強気で臨みたい。馬場が良ければいいレースになるはず」。6歳12月にオープン入りし、8歳1月に目指す重賞初タイトル。血統はエリートでも、戦歴は長い下積みからはい上がってきた叩き上げだ。昨年、首差2着で逃したタイトルをつかむときがきた。

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