フェスタ直線独走!成長アピール/皐月賞
2009年4月16日 06:00 弥生賞を回避して本番一本に目標を絞ってきたナカヤマフェスタはポリトラックコースで最終追い。3歳未勝利のタイセイダンサー、キングスチャペルを0秒7後方から追走。軽く仕掛けられると4角で内から並ぶ間もなくかわすと、直線は2頭を置き去りに。独走態勢でゴールを駆け抜けた。
「先週より長めの距離から追った。これで十分でしょう」と満足げな二ノ宮師。「だいぶ体形がお父さん(ステイゴールド)に似てきた。後肢がしっかりした分、前脚をしっかり伸ばして大きなストライドで走れている」と成長をアピールした。
まだ動きが本物ではないと弥生賞を直前に回避。あえてトライアルを使わずに本番に臨むことになったが、陣営の思惑通りに上昇カーブを描く。関東の候補はロジユニヴァースだけではない。“第2の馬”が虎視たんたんと戴冠を狙っている。