境元調教師最後の別れに250人参列

2009年4月16日 06:00

参列者にあいさつする長男で喪主の境征勝調教師

 12日に病気のため亡くなった元JRA調教師の境勝太郎(さかい・かつたろう=享年89)氏の葬儀・告別式が15日、茨城県稲敷郡美浦村の美浦トレセン厚生会館分館でしめやかに営まれた。厩舎、牧場関係者など約250人が参列。喪主で長男の境征勝師は「父は89歳まで競馬一筋の人生を過ごすことができた。大往生だったと思います」とあいさつした。調教師として最後のG1優勝となった96年の有馬記念でサクラローレルの手綱を取った横山典らに見送られて天国へと旅立った。

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