【京成杯】国枝師、ベストディールに“不安なし”
2012年1月13日 06:00 ターフライター・平松さとし氏がレースのキーマンに迫る「キーマンの懐へ」は、ベストディールで京成杯に挑む国枝栄調教師を直撃した。
――ベストディールですが前走後は放牧。
国枝師 ただ早々にここを目標にしていたので仕上がりに関しては問題ありません。
――体重は?
少し増えていると思います。ただし太くはないので成長分と考えて良いでしょう。
――口を割って走るような面がありますが?
コントロールの利く範囲なのでそのあたりの心配はありません。ハミを替えたりといったことも不要です。
――前走(百日草特別1着)は初めてバンテージを巻いてきました。
保護のために着けただけです。今回の追い切りも寒い時期だったので大事をとって着けました。脚元に関しては何も不安はありません。
――レース前は発汗もしていました。
デビューから2戦は滞在競馬だったけど、前走は初めて輸送しましたからね。今回は2度目の輸送競馬になるし、一段と慣れてくれることでしょう。
――早め先頭から押し切る競馬でした。
終始手応えもよかったし、結果的には楽勝と言ってよい内容でしたね。奥があると思わせる勝ちっぷりでした。
――前々走(札幌2歳S4着)は前の馬が下がってきた分、後手に回った感じ?
その時に先着された馬が今回も出てくるようですが決して力負けとは思っていません。当時はうちの馬はデビュー2戦目だったし、スムーズな競馬をできなかった。まともなら差のない競馬になったと思います。
――3回使われてピリピリしたりイライラしてきたということはない?
全くありません。むしろおとなしいくらいです。もともと気性面に関しては注文のつかない馬。手はかからないのでよい状態で臨めそうです。
――1F延びて2000メートルになります。
1800メートルで強い競馬をしているし、折り合いの不安もない馬なので1F延びたところで何も問題ないでしょう。