菱田、アーリントンＣを◎○▲で攻略！　万哲も皐月賞で▲◎○と存在感

　先週はアーリントンC、アンタレスS、牡馬クラシック第1冠の皐月賞と3つの平地重賞が行われました。

　NHKマイルCのステップレース・アーリントンCはメンバー唯一の重賞馬ながら5番人気に甘んじたオオバンブルマイが、最後の直線で先に抜け出したセッションを捉え切って、重賞2勝目を挙げました。

　スポニチでは菱田、浜田、鈴木智、田村がこの一戦を見事に的中！中でも菱田は◎→○→▲と完ぺきな予想が光りました。コラムで推奨した馬単86.7倍を見事にゲット。7点で仕留めて見せる素晴らしい予想を披露しました。

　日曜に行われたアンタレスSは1番人気に支持されたプロミストウォリアが破竹の5連勝を決め、前走の東海Sに続く重賞2勝目を挙げました。

　スポニチでは東西本社など、複数の記者が3連単を的中。特に小林は鉄板印をプロミストウォリアに打つなど自信満々の予想でした。配当は大きくなかったとはいえ、皐月賞前の景気づけには十分な一発で、ユーザーを的中に導きました。

　混戦と謡われた今年の皐月賞。ですが、それを一瞬で過去のものとしてしまうほど、勝ち馬の衝撃はすさまじいものがありました。2番人気ソールオリエンスが無敗で皐月賞を制覇。鞍上の横山武は皐月賞2勝目となりました。

　雨がしみこんだ特殊な馬場の中、グラニットがハイペースの逃げ。それをタッチウッドがかかり気味に追走すると、58秒5という先行勢には厳しいレースが展開されます。その中をソールオリエンスと横山武は後方で泰然自若、脚を温存します。京成杯同様に最終コーナーでは逆手前となり外に膨らむものの、その後の加速が素晴らしかった。真一文字に伸びてきて、完全に抜け出していたタスティエーラを一瞬で置き去りに。鞍上の雄たけびがこだまする歓喜のゴールインとなりました。

　スポニチでは万哲が2着タスティエーラに◎。▲◎○と万哲の印上位3頭で決まり、本命馬が勝利こそできなかったものの、さすがの予想力で存在感を見せてくれました。

　皐月賞が終わり、今週から東京開催がスタート。そして阪神に代わって、約２年半ぶりに京都競馬場が競馬ファンの前に姿を現します。スポニチ記者の中でこの時を人一倍待っていたのが、京都をホームと称する大阪本社・小林。今週はこけら落としとあって、並々ならぬ気合で予想が展開されると思いますので、ぜひぜひご注目ください。

　小林や万哲、菱田など先週活躍した各記者の印をレース前日にご覧いただくことができるスポニチ競馬Webはクレカ決済、キャリア決済を利用すれば初月無料となるキャンペーンを実施中です。詳細はスポニチ競馬Web「お知らせ」をご覧いただき、ぜひ一度ご利用ください。

4/15
【小林】福島9R 雪うさぎ賞 三連単:○-◎-△ 61,670円
【坂田】中山9R 山藤賞 三連単:◎-△-△ 169,330円
【狩谷】阪神10R 天満橋Ｓ 三連単:◎-△-☆ 141,000円
【浜田】阪神11R アーリントンC 三連単:◎-☆-▲ 42,710円
【鈴木智】阪神11R アーリントンC 三連単:◎-△-△ 42,710円
【田村】阪神11R アーリントンC 三連単:◎-△-☆ 42,710円
【菱田】阪神11R アーリントンC 三連単:◎-○-▲ 42,710円
【鈴木智】中山11R 第25回中山グランドＪ 三連単:◎-☆-△ 78,090円
【菱田】中山11R 第25回中山グランドＪ 三連単:◎-△-△ 78,090円
マジ買う1日1R推奨予想【万哲】阪神12R ４歳上１勝クラス 三連単:◎-△-△ 3,530円 ズバリ！！

4/16
【オサム】福島2R 三連単:◎-☆-△ 335,510円
【万哲】阪神4R 三連単:◎-△-△ 215,510円
【鈴木悠】中山7R 三連単:◎-△-▲ 71,720円
【鳥谷越】中山11R 第83回皐月賞 三連単:◎-△-○ 24,780円
【万哲】中山11R 第83回皐月賞 三連単:▲-◎-○ 24,780円
【浜田】中山12R サンシャインＳ 三連単:○-◎-☆ 65,060円
【岡本】中山12R サンシャインＳ 三連単:◎-△-☆ 65,060円
【狩谷】中山12R サンシャインＳ 三連単:◎-☆-▲ 65,060円
【柏原】中山12R サンシャインＳ 三連単:◎-○-△ 65,060円

【馬乗り達人塾　番外編】16日中山11R　マイネルラウレアの決め手信頼

　皐月賞はマイネルラウレアで勝負する。トモの疲労で弥生賞ディープインパクト記念、毎日杯をスキップしたが中間は坂路で抜群の動きを連発。1週前追いは4F51秒7、今週は4F52秒3を馬なりで刻んだ。仕上げに抜かりはない。

　デビュー2連勝で1月若駒SをV。前半1000メートル通過が1分3秒4のスローペースを最後方から差し切った。G1メンバーに入っても決め手は上位。展開ひとつで突き抜ける。単勝、馬連でトップナイフ、ダノンタッチダウン、ベラジオオペラへ。

岩田望”三度目の正直”シャザーン

折り合えるタスティエーラ

マイネルラウレア外枠歓迎

「まともなら相当強い」タッチウッド

切れた最終追いファントムシーフ

タスティエーラ法則発動だ

タッチウッドに兄弟タッグの夢満載

距離合うマイネルラウレア勝負

馬場向くタッチウッドＶ一直線

4連勝が見えたベラジオオペラ

【皐月賞】お願いタッチ丼　スタートを決められればタイトル級

　さあ、皐月賞！こんなに面白いレースは、やはりクラシックならでは。１強の桜花賞から一転、ここは何が来るか分からない。しかも週末の天気予報が微妙で道悪になる可能性もある。そうなると予想もまた変わるので、現段階では道悪寄りで予想を出してみる。

　本命は（１６）タッチウッド。新馬戦は逃げて直線さらに突き離して圧勝。そして２戦目の共同通信杯が圧巻。スタート後手から先頭に立ってファントムシーフには抜かれたが、２着に残れたのはだいぶ能力が高い。スタートを決められればタイトルホルダーレベルの馬だと思う。人気もなく、期待値は高い。２週連続ドゥラメンテ産駒の優勝も。

　対抗は（１２）ダノンタッチダウン。朝日杯ＦＳのメンバーがこぞって、その後に不振。先週も優勝馬ドルチェモアが敗退で、この馬の評価も下がっているのが逆においしい。朝日杯ＦＳは外枠で上がり最速と一番強い競馬。距離不安の声もあるが、兄のダノンザキッドも距離疑問と言われながら、ホープフルＳ勝ち、香港Ｃ２着、今年の大阪杯では１０番人気で３着に来ている。２０００メートルは守備範囲。人気を落とした今は狙い目！

　３番手に（７）ファントムシーフ。ホープフルＳの負けはスタートが悪く、伸びない内でのレース。前に行った２頭が残り、むしろ４着は強いと言える。人気だが外せない。他では（１１）シャザーン。前走は大きく遅れたが最後は剛脚で差し切り。今回はフルゲートなので、あの展開だと厳しいが、そこそこの位置を取れればここでも通用する。（１５）ベラジオオペラはスプリングＳが強い内容で無傷の３連勝。もし良馬場になるなら、もっと評価を上げたい。

　馬券は３連単フォーメーションで（７）（１１）（１２）（１６）―（７）（１１）（１２）（１６）―（１）（４）（５）（７）（９）（１１）（１２）（１４）（１５）（１６）（１８）、（７）（１１）（１２）（１６）―（１）（４）（５）（９）（１４）（１５）（１８）―（７）（１１）（１２）（１６）を各２００円の計３万８４００円勝負！よろしくちゃーん！

　◇じゃい　１９７２年（昭４７）３月２０日生まれ、神奈川県出身の５０歳。お笑いトリオ「インスタントジョンソン」のボケ役。ネタ作りも担当。２２年８月２１日のＷＩＮ５で９３７０万６７１０円の超高額配当を的中させた、最強ギャンブラー芸人。「勝てる馬券の買い方」（出版社・ガイドワークス）など著書も多数。

タッチウッドにウットり！3歳とは思えない完成度

【どうする篤尚】皐月賞　天下獲りドゥラ産駒　桜冠リバティに続け

【枠ワク座談会】皐月賞　ファントム疑う余地なし？最高の追い切りに最高の枠　

【皐月賞】切れ味増したファントムシーフ

皐月賞の枠順が確定！

　混戦ムード漂う牡馬クラシック。2戦2勝で皐月の舞台にたどり着いたソールオリエンスは1枠1番に入った。良血を裏付けるように、前走・京成杯の勝ちっぷりは目を引いた。最終コーナーを逆手前で走り、外に膨れるロスがありながら差し切りV。横山武は「完成は秋以降の馬」とするが、現段階でもＧⅠ制覇に届き得る。計り知れない潜在能力がいざ、１冠目奪取に挑む。

　共同通信杯を勝利したファントムシーフは4枠7番から。ここからの直行組は過去10年で5勝、3着2回と他路線を圧倒。21年エフフォーリア、22年ジオグリフと2年連続で勝利を飾っている。ホープフルSでは最内枠と出遅れが響き4着に敗れているが、名手ルメールが能力全開に導く。前走、そのファントムシーフの後塵を拝したものの、インパクト大のレースを見せたタッチウッドは8枠16番。スローペースに落とし込み脚を温存したとはいえ出遅れてからのロスは少なくなかった。あのレースぶりで、強豪相手に2着は評価できる。

　3枠5番フリームファクシも潜在能力は世代屈指だ。GⅠ2勝ディアドラの半弟という良血はデビューから一貫して芝2000メートルに出走。前走のきさらぎ賞でもきっちり勝利をつかみ3連勝、勢いに乗る。7枠14番タスティエーラは共同通信杯4着、弥生賞1着と皐月賞のゲートを迎えるまでに、消耗度の高い重賞を2戦消化。それでも堀師は「能力を出せる仕上がり」と状態に太鼓判を押している。

　中の人は7枠15番に入ったベラジオオペラに注目する。前走のスプリングS勝ちで無傷の3連勝。阪神、東京、中山といずれも違う競馬場で勝利を挙げ、この舞台に駒を進めた。持ち前の機動力とパワフルな体は皐月賞向きという雰囲気で、競馬センスも高水準だ。

【皐月賞】一段スケールUPソールオリエンス元気はつらつ！　反応文句なし！ファントムシーフ最上級の仕上がり

【皐月賞】ワンダイレクト　唯一の母父ディープインパクトに一発期待

　ディープインパクト産駒のいない皐月賞は13年ぶり。過去12世代で3勝という牡馬の第1冠は、クラシックの中で種牡馬ディープインパクトの支配力が最も弱いタイトルではあるのだが、12年にわたってフルゲート18頭の出走枠を一定の割合で占有してきた不動のチャンピオンサイヤーの不在が今回のカオスを誘発したことは間違いない。

　空白になった「ディープインパクト枠」を埋めたと考えられるのは3頭出しのロードカナロアとシルバーステート、2頭出しのハービンジャー。いずれも昨年、産駒の出走がなかった種牡馬である。ロードカナロアは4年前、ディープインパクトが種付けを中止した時点での最高種付け料（1500万円）サイヤーであり、シルバーステートは父の地盤をそのまま継承した形。ある意味で順当な世代交代といえる。

　イレギュラーとして注目すべきはハービンジャー。産駒の皐月賞出走は19年ニシノデイジー以来、実に4年ぶりとなる。実績上位のファントムシーフは、父系祖父ダンシリと祖母プロミシングリードが同血のいとこ同士というマニアックな近親交配でも話題だが、トライアル3着のワンダイレクトも要チェック。今年の出走馬で母の父からディープインパクトの血を引く唯一の馬。父として皐月賞から撤退した大種牡馬の新展開を示唆することになるかもしれない。　（サラブレッド血統センター）