【皐月賞】タスティエーラ2着 勝ったかに思えたが… 松山「あと少し。本当に悔しい」

2023年4月17日 05:08

<中山競馬 11R・皐月賞>2着に敗れた松山騎乗のタスティエーラ。右は3着に敗れたファントムシーフ(撮影・河野 光希)

 牡馬クラシック初戦「第83回皐月賞」が16日、中山競馬場で行われ、横山武史(24)騎乗の2番人気ソールオリエンスが大外一気で快勝。2歳戦が実施されるようになった46年以降では最少キャリアとなる3戦目で、史上20頭目の無敗王者に輝いた。

 無念の銀メダル。5番人気タスティエーラは道中6番手から4角手前でロングスパート。前団を一気にのみ込み、残り1Fで先頭に躍り出た時は勝ったかに思えた。しかし、ソールオリエンスはさらに外。まさか、手の届かないところから飛んでくるとは…。

 松山は「スタートも良くていい位置で運べた。3角でノメるところがあったが、直線でいいところに出してからは伸びてくれた。あと少しでしたね…。本当に悔しい。馬は頑張ってくれたし、先があると思います」と無念の表情。それでも、15年に1番人気で6着に敗れた父サトノクラウンは上回り、価値ある2着。この借りはダービーで返すしかない。父子の悲願クラシックVへの挑戦は続く。

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