【浜田・東京本社ワンモアトライ】3日京都10R テイエムサウスダンがジンクスを破る

2020年5月3日 08:00

 端午Sという名のレースは90年代から存在している。3歳オープンのダート戦という条件は不変だが、以前は1800メートル戦だった。1番人気が強く、歴代の優勝馬にはレギュラーメンバー、ゴールドアリュール、カネヒキリといった後の砂王が名を連ねる出世レースだった。

 ところが13年に現行の1400メートルに変更されると様相が一変。昨年まで1番人気の優勝は皆無。3連単は6年連続で10万円超えと、とにかく荒れるレースとなってしまった。

 今年、この1番人気連敗を止めてくれそうなのがテイエムサウスダン。未勝利脱出後、7F戦は3戦3勝。前走の昇竜Sも着差以上に強い内容だった。58キロは一見不利に映るが、500キロを超える大型馬で、前走で57キロを克服済み。斤量泣きするタイプではない、むしろ賞金を稼いだ勲章と捉えたい。恐らく1番人気だが、オッズは相当割れそう。組み合わせ次第では高配当も十分望めるだけに、手広く買っても損はない。(2)から。

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