【浜田・東京本社ワンモアトライ】17日京都11R 締まった馬場でダイメイフジが逃走再び

2020年5月17日 08:00

 栗東Sはダイメイフジに期待する。重賞でも好走歴のある実力馬だが、最近は芝では少し頭打ちの印象があった。ゆえに、ダート転向2戦目の前々走・名鉄杯の逃げ切りVには驚かされた。以前からムラ駆けタイプだが、条件さえかみ合えば、まだまだやれると自ら証明した形。父アグネスデジタルの二刀流の血筋が、思わぬ形で開花した。

 前走のオアシスSは実績不足のマイル戦。明らかに距離が長いと思わせる失速だったので度外視できる。今回は7Fに戻し、しかも理想の単騎逃げがかないそうなメンバー。快速でならした馬らしく、2走前のように締まって速い馬場の方が、より力を発揮できる。土曜の京都ダートは不良まで悪化。天気は回復するが、影響は残ってフジ向きの脚抜きのいい馬場となりそう。ハンデも芝で背負い慣れた57キロ止まりと、好走条件はそろった。(4)から。

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