【馬券道コバヤシ 特別編】4日函館11R 今度は差し届かせるザイツィンガー

2020年7月4日 08:00

 先週の宝塚記念はクロノジェネシスが2度目のG1優勝を飾った。帰厩後初時計が6月7日のCWコース。この時に力みがあったので、10日の2週前追い切りは併せ馬から単走へと切り替えられた。前々走の大阪杯は2週前、1週前、当週とすべて併せ馬。北村友はレース後に「装鞍所からパドック、またがった感じと今までで一番落ち着いていました」と振り返った。馬の雰囲気をきちんと見抜き、調教メニューを柔軟に組み立てた。仕上げのサジ加減がうまく勝利に結びついた。

 今日の狙いは函館11R<10>ザイツィンガー。前走は差しタイプがそろって外を回した。そんな中でラチ沿いをクルリ。ワザありのエスコートだったが、直線は前がカベになってしまった。追い出せたのはラスト100メートル付近からで、0秒2差の2着。スムーズだったら際どかったか。開催も後半に進み、差しも利くようになってきた。今度は決める。

 馬券は馬単で相手は○ビリーバー、▲アリア、☆インスピレーション、△アスタールビー、アンブロジオ、シュエットヌーベル、スリーケープマンボへ流す。

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