【出田の昇竜券】28日中山11R 世界のリュウセイと大舞台で復活なるか
2025年12月28日 08:00
26日付紙面でボートレース・峰竜太、競輪・浅井康太、オートレース・鈴木圭一郎の各公営競技のグランプリウイナーに有馬記念を予想していただいた。私は西部総局の小川浩毅記者と連携し、鈴木圭一郎選手を取材。今年は史上最年少でグランドスラムを達成したが、決して順風満帆な一年ではなかったという。そんな自身の歩みを、近走ひと息の◎シンエンペラーに重ね合わせていたのが印象的だった。「新しい挑戦をしようとしています。連覇に対して変な緊張感はないです。なので、今の実力を発揮できると思います」。言葉通り、27日に開幕したSGスーパースター王座決定戦(川口)のトライアル1回戦を幸先良く快勝。大みそかまで目が離せない。
中山11R・有馬記念は、圭一郎選手に乗っかって◎シンエンペラー。ダービー3着、ジャパンC2着同着と実績は引けを取らない。絶好の1枠2番から先行。復活のシナリオは、決して絵空事ではない。(2)から。