佐賀記念 ニューイヤーズデイ産駒オケマルに注目

2026年2月11日 05:30

 “世界のダート王”フォーエバーヤングが始動するサウジCに先駆けて、週中は国内でもダートグレード競走2連発。12日の佐賀記念は復調気配の古豪デルマソトガケらの実績馬に、上がり馬カゼノランナーが挑むという構図だが、地方勢にもダートグレード初挑戦の注目株がいる。前走に予定していた名古屋大賞典取り消しで仕切り直しの一戦となるオケマル。菊水賞、兵庫優駿、園田オータムトロフィーの兵庫3冠を史上初めて無敗で制した昨年度の兵庫年度代表馬である。

 オケマルの父ニューイヤーズデイは13年のBCジュベナイル優勝馬。在米時の第2世代から19年の米3歳牡馬チャンピオンのマキシマムセキュリティが出たことで、20年から社台スタリオンステーションに導入され、昨年からは優駿スタリオンステーションで供用されている。オケマルと同期の全日本2歳優駿勝ち馬ミリアッドラヴなど、すでに3頭のダートグレード勝ち馬を出している堅実派だ。

 02年ドバイワールドC優勝馬である父系祖父ストリートクライは、父としてデビュー19連勝を記録した北米の名牝ゼニヤッタ、ニューイヤーズデイと同期のオーストラリアの連勝女王ウィンクス、母の父として昨年のサウジCでフォーエバーヤングと死闘を繰り広げた香港の連勝王ロマンチックウォリアーと、世界各地で無双クラスの大物を送り出した。世代限定戦でワンサイド勝ちを連発したオケマルにも父系由来の“連勝力”の片鱗(りん)が見える。全国レベル進出も十分にあり得るだろう。 (サラブレッド血統センター)

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