ハーツクライ父系“最終兵器”になるかコンティニュアス
2026年2月4日 05:30
23年英セントレジャーに優勝したハーツクライ産駒コンティニュアス(牡6)が今春から新冠町のアシュリンジャパンで供用される。英セントレジャー馬の日本導入は08年の覇者コンデュイット以来となる。
コンティニュアスの母フラッフは11年の全欧2歳牝馬チャンピオン、メイビーの全妹で、18年の英2000ギニー馬サクソンウォリアーの母となったメイビー同様、ディープインパクトとの交配を目的にクールモアスタッドが日本に送り込んだ繁殖牝馬の1頭。18年産ナショナルバレエ(愛1勝)、19年産ナヴァホウォリアー(未勝利)と、コンティニュアスの前に父ディープインパクトの牡馬を2頭産んでいたのだが、19年の種付けシーズンにディープインパクトが体調を崩した。そのため、代役が回ってきたのが同じサンデーサイレンス後継のハーツクライだったという経緯がある。クールモアスタッドにとっては災い転じて福、結果オーライというべきで、コンティニュアスは英セントレジャーの他にも英、愛、仏でグレードレース3勝を挙げる成功を収めた。
今年供用予定のハーツクライ後継種牡馬は、1月14日に初産駒が誕生したドウデュース、国産第1世代が1歳となるコンティニュアスと同じ“逆輸入”のヨシダ、そして初年度産駒がデビューを迎えるサリオスなど9頭。20年産のコンティニュアスはその中で最も若いG1ウイナーでもある。ハーツクライ父系の“最終兵器”となるかもしれない。(サラブレッド血統センター)