北米総合チャンピオンサイヤーはイントゥミスチーフ、生ける伝説の域に

2026年1月21日 05:30

 北半球主要競馬国の2025年種牡馬リーディングが確定した。

 北米総合チャンピオンサイヤーはストームキャット系ハーランズホリデー後継のイントゥミスチーフ。ケンタッキーダービーとベルモントSの2冠を制したソヴリンティなどの活躍により、同じストームキャット系ジャイアンツコーズウェイ後継の2位ノットディスタイムに約600万ドル差のワンサイドで7年連続7回目の戴冠となった。これほどの長期政権は前世紀のボールドルーラーの7年連続通算8回(1963~69、73年)までさかのぼらなければならず、既に生ける伝説の域に達した感じだ。ちなみに2歳リーディングは総合1、2位が入れ替わった形。ストームキャット系の支配力が際立つランキングとなっている。

 英愛チャンピオンサイヤーはドバウィ後継のナイトオブサンダー。ゴーンウエスト系後継の2位ウートンバセット、3位の父ドバウィを抑えて初のタイトル奪取を果たした。ディープインパクトと同世代(02年産)のドバウィが今なお息子とリーディングを争っているのも驚きで、旺盛な生命力は文字通りの一子相伝で血脈をつないだドバイミレニアム系の神髄といえるだろう。2歳リーディングは昨秋に17歳で急死したウートンバセットが王座防衛に成功した。

 「凱旋門賞馬の父」が自動的に収まる仏チャンピオンサイヤーは“2代制覇”を果たしたダリズの父シーザスターズ。21世紀のモンスターサイヤー、ガリレオの半弟が産駒デビュー13年目にして無冠を返上した。(サラブレッド血統センター)

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