記録に残すべき名馬オメガパフューム 変異種的ダート猛者ケイティブレイブ
2026年8月12日 05:30
【2歳新種牡馬紹介(7)】オメガパフューム 2015年生まれ 芦毛 千歳産 父スウェプトオーヴァーボード、母オメガフレグランス(母の父ゴールドアリュール)中央・地方で26戦11勝 主な勝ち鞍は東京大賞典(4回)、帝王賞、シリウスS、平安S、アンタレスS 2歳産駒79頭。
国内同一平地G1最多勝利記録でもある東京大賞典4連覇を達成した大井2000メートルの王者。ちなみにダートのG14連覇は海外でも過去に1度、去勢馬のフォアゴーが1974~77年にかけてウッドワードSで達成しているのみで、繁殖能力のある馬としては画期的快挙となる。これと並行して記録されたJBCクラシック4年連続2着も隠れたギネス級。記録に残すべき名馬といえるだろう。北米チャンピオンサイヤーの3代父フォーティナイナーに先祖返りしたようなダート特化型。大一番で発揮した長打力には母の父ゴールドアリュールの影響力も見逃せない。競走馬として完全燃焼したビッグネームは牡牝を問わず、生産部門では相応の助走期間が必要になるもの。長いスパンで注目したい。
ケイティブレイブ 2013年生まれ 栗毛 新ひだか産 父アドマイヤマックス、母ケイティローレル(母の父サクラローレル)中央・地方で46戦12勝 主な勝ち鞍は帝王賞、JBCクラシック、川崎記念、浦和記念(2回)、日本テレビ盃、ダイオライト記念 2歳産駒20頭。
高松宮記念勝ちの父が送り出した変異種的なダートの猛者で、G1級3勝を含むダートグレード10勝を挙げた。7歳時にはそれまで実績のなかったマイルのフェブラリーSとかしわ記念で連に絡むなど、6年にわたってダートG1戦線のレギュラーを守ったキープ力は特筆できる。父、母双方の血脈に裏書きされた耐久性が種牡馬としてのセールスポイントだ。(サラブレッド血統センター)