チュウワウィザード 砂で活躍した確実性と成長力を伝える
2026年7月8日 05:30
【2歳新種牡馬紹介(3)】チュウワウィザード 2015年生まれ 青鹿毛 安平産 父キングカメハメハ、母チュウワブロッサム(母の父デュランダル)中央・地方・UAE・サウジアラビアで26戦11勝 主な勝ち鞍はチャンピオンズC、JBCクラシック、川崎記念(2回) 2歳産駒120頭。
20年JRA賞最優秀ダートホース。デビュー6戦4勝で条件クラスを突破し、3歳暮れの名古屋グランプリで重賞初制覇。脚部不安でリタイアした同い年のいとこルヴァンスレーヴと入れ替わるように、ダートグレード戦線の主役級に台頭した。4歳時の帝王賞から結果的にラストランとなった7歳時の帝王賞まで、当時未格付けだったサウジCを含む国内外のG1級15連戦を遂行。ルヴァンスレーヴと隔年の“いとこ制覇”となったチャンピオンズC、日本調教馬初の2年連続入着(21年2着、22年3着)を果たしたドバイワールドCなど、4勝、2着4回、3着4回という高値安定のパフォーマンスを発揮した。
キングカメハメハ後継は基本的に競走能力と種牡馬能力のギャップが小さく、ダート部門でもホッコータルマエが重賞勝ち馬を量産している。前記ルヴァンスレーヴが早くもダートリーディングを争う存在となったように、母系に蓄積された血脈も種牡馬向き。自身同様の確実性と成長力を伝えるはずだ。地方競馬では6日現在、ルーキーサイヤー最多タイとなる5頭の勝ち馬が出ている。その勢いは中央にも波及することになるだろう。(サラブレッド血統センター)