現3歳世代ベンバトル 今年の台風の目になるかも

2026年2月25日 05:30

 今週末には桜花賞トライアル第1弾、チューリップ賞が行われる。本格的なクラシックシーズン突入を前に現3歳世代の血統勢力図を種牡馬単位で俯瞰(ふかん)してみよう。

 22日現在の23年産世代リーディング首位はエピファネイア。アルテミスS勝ちのフィロステファニの引退は惜しまれるが、今年も京成杯2着のマテンロウゲイル、共同通信杯2着のベレシートがオープン入り。他にもチューリップ賞出走予定のアランカールなど、最多5頭の3歳オープン馬が現役で稼働中だ。

 サートゥルナーリアも兄エピファネイアと並ぶ5頭がオープン入り。朝日杯FSのカヴァレリッツォ、京都2歳Sのジャスティンビスタ、ファンタジーSのフェスティバルヒル、アイビーSのアンドゥーリルに、1回東京でスカイスプレンダーが1勝クラスゆりかもめ賞を勝ち上がった。

 同じくキタサンブラックもフェアリーSのブラックチャリス、きさらぎ賞2着のエムズビギン、22日の平場戦を快勝したゴーラッキーなど5頭のオープン馬を擁する。ダート路線のリアライズグリントを含め、“豊作世代”の下馬評通りに戦力を底上げしている。

 新興勢力で要チェックはベンバトル。先週すみれSのラージアンサンブル、フリージア賞のファムクラジューズで特別2勝の固め打ちをやってのけた。産駒には自身同様の叩き上げ属性とともに血統に潜む距離克服能力が伝わった感じ。26年クラシック戦線の台風の目となるかもしれない。(サラブレッド血統センター)

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