京都大賞典の枠順が確定!
2021年10月8日 10:45 今年は阪神競馬場で行われる第56回京都大賞典。11年桜花賞馬マルセリーナを母に持つ良血馬ヒートオンビートは8枠14番に入った。重賞初挑戦となった前走・目黒記念ではメンバー最速となる上がり3F32.4の脚を繰り出し2着。キャリア14戦のうち7戦で上がり最速を記録しており、決め手勝負になれば重賞初勝利のチャンスは大いにあるはずだ。
昨年の菊花賞2着馬アリストテレスは6枠9番から。今年に入ってからもAJCCの優勝や天皇賞(春)の4着など着実に実績を残しているものの悲願のGⅠタイトルには手が届いていない。2戦2勝と相性の良いデムーロを鞍上に配し、秋のGⅠ獲りに向けて良いスタートを切りたい。実績最上位のキセキは7枠11番。17年菊花賞以来、約4年勝ち星からは遠ざかっているものの、7歳を迎えた今年もクイーンエリザベス2世C4着、宝塚記念5着とG1で好走している。年齢的な衰えは感じられず、人気は必至だ。
中の人注目は5枠7番のダンビュライト。先行して重賞2勝を挙げている同馬にとって開幕週の馬場は追い風になる。阪神で9走しているうち、着順が人気を下回ったのは16年朝日杯FS(2番人気13着)と18年チャレンジC(3番人気4着)の2回のみ。2走前にも阪神で行われた京都記念で3着と好走の条件は揃っている。