ウィンダミア 右回り2回目で前進を期待

2021年12月24日 13:50

◎丸山元気騎手のコメント

今週は土日合わせて8鞍に騎乗します。

ウィンダミア(土曜7R)の前走は初めての右回りで外に張っていましたし、砂を被る競馬も初めて。それでも脚を使って収獲ある内容でしたし、右回り2回目で前進を期待したいですね。

スペシャルドラマ(土曜12R)は休み明け。ずっと調教に乗っていますが、いい頃と比べると少し物足りない感じがあります。ただ、初めてのマイルは悪くないと思うので、地力でどこまでやれるかです。

セイウンシデン(日曜1R)はダートは合っていますね。1200メートルは良いと思うので、前走のように今回も楽に行ければチャンスはあると思っています。


今週も応援をよろしくお願いします。

◎山崎の見解
土曜日
2Rパルタージュ ☆
 新馬戦では中団で流れに乗るも、追ってから一息で10着。前走時より調教を強化した効果でどこまで変わるかだが…。前走2着惜敗のマリノプリエール、使いつつ調教の動きが良くなってきたメイリトルラバー、前走は最後に盛り返す脚を見せたジューンポンポンが上位候補か。

3Rリネンスイング ☆
 ここまで2戦しているが、12着と11着。この馬なりに調教で動けるようになってきたが、ガラリ一変までは…。若さを見せながらも前走2着だったデコラシオン、堅実なニシノメグレス、動きが良くなってきたバラジが上位候補か。

7Rウィンダミア ☆☆
 前走は初めての右回りでスムーズさを欠いたが、それでも中団から脚を使い5着と収獲のある内容。今回はハイペースになりそうなメンバー構成。条件2度目でもあり、末脚が生きる可能性は十分。距離短縮は好材料のタヤスゴールド、相手なりに走れそうなロープスピニング、前走楽勝だったフロイトセンスが上位候補か。

12Rスペシャルドラマ ☆☆
 春には骨っぽい相手と少差の競馬をしており、対戦比較から2勝クラスでも通用する下地は十分。まだ本調子には一息の様子だが、乗り込み量は豊富。地力で上位食い込みを期待。距離短縮で前走楽勝したソウルラッシュ、大崩れがないウインシャーロット、末脚堅実なテンバガーが上位候補か。

日曜日
1Rセイウンシデン ☆☆☆
 前走は初ダートだったが、ハイペースで逃げて3着と適性を示す好内容。中間の動きも良く、距離短縮で粘りが増す可能性は十分。前走ダートで変わり身を見せたテンコウバヒとミンナノユメミノル、距離短縮は好材料のアポロマジェスティが強敵か。

6Rラブシックボッサ ☆
 乗り込み量は十分だが、まだ幼さが残る走り。一度経験してからか。最終追い切りで上々の動きを見せたマンドローネ、中間好時計をマークしているルージュエピス、入念に乗り込まれ好仕上がりのローブエリタージュが上位候補か。

7Rタスマンハイウェイ ☆☆☆
 ハイペースを先行して押し切り未勝利勝ちした前走が好内容。去勢明けになるが、1週前に好時計をマークしており仕上がり良好。能力全開なら1勝クラスでも力は足りそう。ダートで安定しているランドアーティスト、堅実なダノンマヴロス、好仕上がりのルドヴィクスが強敵か。

10Rマティアス ☆☆
 長期休養明けになるが動きは悪くはなく、過去の対戦比較から3勝クラスでも通用する下地もある。課題のスタートさえ決まれば、上位食い込みがあっても。前走は見せ場十分の2着だったジゲン、末脚堅実なニシノホライゾン、昇級初戦の前走で2着とメドを立てたワルツフォーランが上位候補か。


<山崎啓介>
1982年生まれの北海道出身。2007年に専門紙「一馬(現・優馬)」に入社。美浦の想定班で、若手の調教師、騎手との繋がりが深い。現在も「優馬」のホープとなるべく、日々勉強中。

特集

この記者のコラム

他の記者のコラム