中山金杯の枠順が確定!

2022年1月4日 10:45

「一年の計は金杯にあり」。22年の中央競馬開幕を飾る東西金杯の枠順が4日、確定した。「第71回中山金杯」で初の重賞制覇を狙うヒートオンビートは2枠4番から。母が桜花賞馬マルセリーナという良血馬で、昨年は2度の重賞2着とタイトルまであと一歩のところまで来ている。年末にGⅠを連勝しノリにノッている横山武との新コンビで重賞初勝利を決める。

 重賞2勝のトーセンスーリヤは4枠7番に入った。強敵ぞろいだった前走の天皇賞・秋は15着に敗れるも、ここでは実績最上位。即巻き返しが可能だ。勝手知ったる横山和の継続騎乗も心強い。昨年のクラシック戦線皆勤のヴィクティファルスは3枠6番。エフフォーリアをはじめとするハイレベルな旧3歳世代としのぎを削ってきただけに、2022年初戦に注目が集まる。スプリングS1着で中山適性は証明済み。あっさり勝っても不思議はない。

 中の人注目は8枠17番のスカーフェイス。前走・チャレンジCでは上がり3F最速の末脚を繰り出し、2着したヒートオンビートと0.2秒差の5着。2キロの斤量差がある今回は十分逆転可能だ。先手を主張したい馬が多そうなメンバーだけに、流れが向く可能性も高そうだ。

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