【梅ちゃん先生 特別編】9日中京11R ラスールで堅い
2022年1月9日 08:00 本紙の予想コラムでは中山11R・ポルックスSのドリュウで大穴を狙ったが、中京11R・シンザン記念は一転して手堅くラスールを狙う。
後続を楽に3馬身半突き放した圧巻のデビュー戦。「新しいグランアレグリアです」。手綱を取ったルメールは主戦を務めた名牝になぞらえながら絶賛した。出遅れても労せず好位につけられるスピード、スローペースでも折り合えるコントロール性、ラスト3F11秒2~11秒5~11秒6のハイラップを楽々抜け出す瞬発力。桜花賞から引退レース、マイルCSまでG16勝のグランアレグリアにも見劣らない性能だ。
半兄シャケトラは父マンハッタンカフェ譲りの持久力で芝2200メートル以上のG23勝を挙げた。ラスールの父は昨年の東京スポーツ杯2歳S優勝イクイノックスなど大物産駒を輩出するキタサンブラック。クラシック級の逸材だ。