【浜田・東京本社ワンモアトライ】29日中京11R シャマルの進撃はまだ続く

2022年1月29日 08:00

 伊賀S。ほぼ毎週のように通う東京、中山と違い、ローカル場に赴くのは年に数回程度。ゆえに記憶が鮮明に残る。シャマルは昨夏の新潟開催で最も印象に残った1頭。初戦の2秒9差大敗から、ブリンカーで一変。未勝利から危なげない勝ちっぷりで3連勝を飾った。前走の良馬場で1分9秒8はオープン級の好タイム。昇級だが3勝クラスなら難なく突破できる算段だ。

 中京は初めてだが、新潟のレースぶりから左回りは当然歓迎。500キロ超の大型馬で直線の坂も苦にしないだろう。爪の不安で休養が長引いたが、年明けからコースと坂路を併用して、しっかり負荷をかけており、仕上がりに不安はない。砂の短距離なら上を目指せる器。馬名は「ペルシャ湾岸に吹く風」が由来だが、その響きは何となく忍者を連想させる。伊賀Sはピッタリかも!?(3)から。

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