フィリーズレビューの枠順が確定!

2022年3月11日 10:30

 この世代トップクラスの実力を持つナムラクレアは2枠2番に入った。昨夏の小倉2歳Sで重賞初制覇を飾ると、ファンタジーS2着→阪神JF5着と続く重賞でも結果を出し続けた。特に阪神JFの上位馬は先週のチューリップ賞でも好走するなど、レースレベルも申し分ない。このメンバーなら中心視は揺るがない。

 小倉2歳Sでそのナムラクレアの2着に入ったスリーパーダは7枠12番に入った。前走のファンタジーSは折り合い重視の競馬で後方からを選択したが、伸びを欠いて7着に敗れた。ただ良血馬だけに変わり身には注意が必要だ。フェニックス賞でナムラクレアの2着に入ったテイエムスパーダは5枠8番から。前走は半年ぶりの休み明けで勝利だっただけに、今回は更なる上積みが期待できるはず。距離延長が一つの鍵にはなりそうだ。

 中の人注目は6枠10番のキミワクイーン。敗れた2戦はいずれもマイル重賞だが、1400メートルはここまで2戦2勝と負け知らず。距離短縮の追い風だ。加えて、陣営は馬体重の増加も示唆。小柄な馬だけに楽しみな存在だ。

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