【馬券道 特別編】17日中山11R 器用さが生きる舞台でドウデュースまず1冠

2022年4月17日 08:00

 土曜の終面(大阪版)はG1の予想企画「勝ちの哲学 負けの美学」が紙面を躍った。紙面レイアウトを担当した棚田竹看記者は01年入社の同期だ。金曜の夕方、社内の休憩室。コロナ対策で開かれた窓のそばで風を感じていたら、ふらりとやってきた。馬券好きとあって、競馬トークで盛り上がる。弥生賞の話になり「ドウデュースのパドック、めっちゃ良く見えなかった?」と彼。インダストリアに本命を打っていたのだが、自身もドウデュースのパドックを見た瞬間に「やられたかな」と気配の良さをビンビンと感じた。結果は2着だったが、おぼろげに皐月賞の本命が見えた一日だった。

 今日の狙いは中山11R<12>ドウデュース。昨年はタイトルホルダーに本命を打ち、▲◎で的中した相性のいいレース。この時季の3歳戦(特にオープン)を予想する時は、いかに上がり3Fをブレなく走れているかをチェックする。ドウデュースは4走とも違う競馬場を走り、上がり3Fが34秒0~35秒0の間でまとまっている。小回りの小倉や中山をこなし、直線の長い阪神と東京をクリア。これは器用さのたまもの。トリッキーな中山芝2000メートルに臨む上で、とても大切な要素だ。

 予想印は◎ドウデュースで○ダノンベルーガ、▲キラーアビリティ、☆イクイノックス、△ジャスティンロック、ジャスティンパレス、ジオグリフへ。

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