鳴尾記念の枠順が確定!
2022年6月3日 10:10 宝塚記念や秋の重賞路線につながる注目のGⅢ「第75回鳴尾記念」。15年にはここを制したラブリーデイが連勝で宝塚記念V、昨年の勝ち馬ユニコーンライオンも宝塚記念で2着に食い込むなど春のグランプリに向けて注目が集まるレースとなっている。
一昨年のダービー3着馬ヴェルトライゼンデは2枠2番から復帰戦に臨む。半兄にワールドエースやワールドプレミアを持つ良血で、重賞でも度々好走。しかし昨年1月のAJC杯2着後、3月に右前屈腱炎が判明して長期休養を余儀なくされた。1年4カ月ぶりの実戦となるが坂路で自己ベストをマークするなど状態は万全。池江師も「動きはいいし、舞台も合いそう」と期待十分だ。
勢いなら7枠8番の4歳馬カイザーバローズ。重賞初挑戦となった前走・新潟大賞典ではスタートで後手を踏むも、長い直線で猛然と追い上げ首差2着。まだ8戦とキャリアも浅く、伸びしろも大きい。3枠3番のサンレイポケットは実績十分。昨年の天皇賞・秋とジャパンカップではともに4着と名だたるトップホースにも引けを取らない能力を見せつけた。
中の人注目は4枠4番のキングオブドラゴン。昨年の10月まで1勝クラスで走っていたものの逃げの競馬がハマるとそこから半年足らずでオープン入り。前走の阪神大賞典でも長距離路線で結果を出している馬を相手に食い下がり、2着と0.6秒差の6着と健闘した。「馬場は渋った方が良さそう」と注文はつくが、軽視できない1頭だ
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