小倉2歳Sの枠順が確定!

2022年9月2日 10:30

 函館2歳S2着からの参戦となるクリダームは4枠5番に入った。その前走は非凡なスピードでハナへ。ゴール前で勝ち馬に交わされてしまったものの、重賞の舞台で積んだ経験は大きい。洋芝から時計の速い馬場へ替わるが、陣営はスピードを信頼。今年のWASJで優勝を手にし、今なお進化が止まらない武豊と夏の小倉を締めくくる。

 5枠7番ミカッテヨンデイイはルーキー今村聖奈とのコンビで注目。初勝利となった前走のフェニックス賞が1分7秒台の好時計。ここを勝っての参戦は昨年の勝ち馬ナムラクレアと同じだけに、勢いの出る一戦だった。「第32回小倉ターフ賞」を手にし、こちらも成長著しい鞍上と重賞タイトルを狙う。

 8枠13番シルフィードレーヴは新馬戦が好内容、10番人気ながら外枠から余裕十分の押し切りVで、伸びしろを感じさせる内容だった。メンバー唯一中京の新馬戦を勝ち上がってきた5枠9番のプロトポロスも素質は高い。そのデビュー戦で2着に0秒6差をつけた脚力が重賞でどこまで通用するか。

 中の人注目のロンドンプランは1枠1番に入った。母は1200メートル以下で4勝を挙げた快速馬。500キロを超す大型馬ながらデビュー戦はスピードあふれる競馬で素質の高さを見せた。父グレーターロンドンに初重賞Vを届けられるか。

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