【オールカマー】オールカマーの枠順が確定!
2022年9月23日 10:30 好メンバーが集結した今年のオールカマー。秋初戦を迎える3冠牝馬デアリングタクトは6枠8番から。1年以上のブランクを経て臨んだ春のGⅠ戦線。ヴィクトリアマイルは6着、宝塚記念3着で終えたものの、本調子でないことを加味すれば能力健在をアピールするに十分な内容だった。夏を超えさらに状態は良化。「いい時に確実に近づいていると思います」と杉山晴師も期待を口にする。20年に無敗3冠を達成した名牝が、完全復活に向けて始動する。
骨折の影響で9か月半ぶりの出走となるソーヴァリアントは4枠4番に入った。昨年のチャレンジCが圧巻の一語、能力は間違いなくGⅠ級の逸材だ。選んだ今年初戦は精鋭が集まるこの舞台。仕上がりは素晴らしく、大竹師「“過去イチ”と言える状態」と豪語する。それを示すかのように稽古はまさに才気煥発、今後に弾みをつける勝利をつかみたい。
現役屈指のステイヤー・テーオーロイヤルは7枠10番から。5連勝をかけて挑んだ前走の天皇賞・春はGⅠの壁に跳ね返され3着。しかし4コーナーで勝ち馬に真っ向勝負を仕掛けての結果だけに、悲観する内容ではなかった。秋初戦はこの舞台、距離短縮に若干の不安は残るものの侮れない1頭だ。
中の人注目は4枠5番のヴェルトライゼンデ。前走の鳴尾記念で悲願の重賞初制覇、惜敗続きにピリオドを打った。「すごい競馬が上手になった。あれぐらいのレースができれば、いずれG1も」と池江師の期待も高い。
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