注目株レモンポップは7枠13番に入った。前走・武蔵野Ｓで連勝が４でストップしたが、勝ち馬とわずか鼻差の２着。今回の舞台となる東京ダート１４００メートルは４戦してまだ負けはない。田中博師も「前走は距離の問題もあったと思う」と距離短縮を歓迎。前走敗れたギルデッドミラーにリベンジを期す。

　そのギルデッドミラーは3枠6番から重賞連勝に挑む。昨夏に芝からダートに転じ、初戦でいきなりＮＳＴ賞をＶ。砂３戦目となった前走・武蔵野Sで重賞馬の仲間入りを果たした。大舞台フェブラリーSに向け、前哨戦でも勝負気配は高い。

　レース連覇を狙うテイエムサウスダンは4枠8番に入った。重賞５勝の強豪で、昨夏に蝦名厩舎へ。勝てば同厩舎初の重賞勝ちとなる。同２着だったヘリオスは1枠2番。昨秋はマイルCS南部杯２着、JBCスプリント３着と現役屈指の脚力を持つ。ここでも能力は上位だ。

　中の人は2枠3番ホウオウアマゾンに注目する。現5歳世代を引っ張ってきた重賞馬はここが初ダート。古馬になってからもマイラーズC２着など実力は折り紙付き。近３走は振るわないが、新味に期待したい。