シルクロードSの枠順が確定!

2023年1月27日 10:30

 高松宮記念につながる短距離ハンデGⅢ「第28回シルクロードS」。今年のメンバーには明け4歳の実力馬がズラリ。なかでも注目のウインマーベルは8枠14番に入った。昨春、この舞台の葵Sで重賞初制覇。夏のキーンランドS2着をステップに本番のスプリンターズSでも当時3歳ながら2着に好走。前走から4キロ増となるトップハンデ59キロを跳ね除け、高松宮記念への弾みをつけたい。

 快速牝馬ナムラクレアは2枠2番。昨夏の函館スプリントSでは50キロの軽量ハンデもあったものの後続に2馬身半差をつける完勝。2番人気に推されたスプリンターズSは5着も、着順上位の4頭は9番枠だったの同馬よりも内枠と、枠に泣いた部分は否めない。4歳初戦で即巻き返し可能だ。

 トウシンマカオは8枠15番から重賞連勝を狙う。前走の京阪杯は好位から上がり3F33秒0の末脚を繰り出す強い勝ち方。大型馬ではないため58.5キロの斤量は厳しい条件だが、こなすことができればGⅠへの道が大きく開ける。未勝利戦から4連勝でオープン入りを果たしたマッドクールは5枠8番。重賞初挑戦となるが、前走の同舞台での走破タイム1分7秒2は周りに見劣りしない。この先を見据え、ここで賞金を加算したい。

 中の人注目は7枠13番のキルロード。昨春の高松宮記念3着や前走の京成杯2着など、明け8歳ながら充実期を迎えている。前走で先着を許したトウシンマカオとの斤量差が小さくなるここは逆転があってもおかしくない。

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