京都記念の枠順が確定!

2023年2月10日 10:30

 昨年のダービー馬ドウデュースは8枠12番から4歳初戦を迎える。昨秋の欧州遠征は、ニエル賞、凱旋門賞ともに挑戦は実らなかった。それでも3月には再び海外へ。ドバイターフを予定しており、国内復帰戦のここは弾みをつけたい。武豊は「仕切り直しの一戦」と位置づけ、「(ドバイターフに)つながる内容で結果を出したい」と意気込む。中間も状態の良さをアピール。ダービー馬の底力が見られそうだ。

 7枠10番エフフォーリアも久々の勝利を手にしたい一戦だ。前走・有馬記念は好位から押し上げ、5着と存在感を示した。「今回は有馬記念より良くなった。叩いたことで不必要な部分がそがれた感じ。ハッキングの素軽さから全然違う」と中間でコンタクトを取った横山武は手ごたえを口にしている。21年の2歳GⅠホープフルS勝ち馬キラーアビリティは6枠9番に入った。前走の中日新聞杯で約1年ぶりとなる重賞勝利、勢いそのままにここに駒を進めた。陣営も「いい状態で臨める」と好調ぶりを隠さない。

 中の人は5枠6番のユニコーンライオンに注目する。蹄葉炎を乗り越えて2走前の福島記念で復活のV。前走のジャパンCでは16着敗退も、阪神2200メートルは21年の宝塚記念で2着の実績がある。期待したい一頭だ。

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