弥生賞ディープインパクト記念の枠順が確定!
2023年3月3日 10:30 1着から3着馬に皐月賞への優先出走権が与えられるトライアルレース「第60回弥生賞ディープインパクト記念」。昨年の勝ち馬アスクビクターモアは後に菊花賞を、2着馬ドウデュースは後にダービーを制するなど、クラシックの行方を占う重要な一戦となる。
前走・ホープフルSで鼻差の2着に粘ったトップナイフは4枠4番に入った。キャリア7戦と経験豊富で、逃げも差しも可能な自在性は大きな強み。昆厩舎×横山典弘のタッグで、素質馬を堂々と春のクラシックに送り出す。
6枠6番のタスティエーラは対照的に、1戦1勝で臨んだ前走の共同通信杯で勝ち馬と0秒2差の4着に好走。非凡な才能を見せつけた。ここで結果を残して王道路線を突き進む。メンバー内唯一の重賞馬グリューネグリーンは8枠10番。GⅠの舞台ではハナに行けず力を出し切れなかったが、相沢師も「このメンバーなら好勝負に」と巻き返しへ意欲満々だ。
中の人注目は2枠2番のワンダイレクト。前走・若駒Sは好位から完璧なレース運び。鼻差2着に泣いたが負けて強しの内容だった。重賞4勝の祖母ワンカラットも母ワントゥワンも管理した藤岡師は「体形は母に似ているけど、こっちは距離の融通が利く」と自信をのぞかせている。