高松宮記念の枠順が確定!

2023年3月24日 09:15

 前走、同じコースのシルクロードSを快勝したナムラクレアは7枠15番に入った。その前走は56・5キロを背負っての勝利で、大きな成長を示した一戦だった。2歳時からコンビを組む浜中も「G1を勝つだけの能力は備わっている」とポテンシャルに自信。調整も順調ぶりが伝わっており、GⅠ初制覇に向け舞台は整った。

 昨年末の香港スプリント以来の実戦となるメイケイエールは3枠5番から大一番を迎える。重賞勝利は実に6つを数えるが、GⅠのタイトルはいまだ手にしていない。中京1200メートルは昨年のシルクロードS、秋のセントウルSでレコードVと得意な舞台だ。

 牝馬に劣らず、牡馬勢も多士済々。6枠12番アグリは前走・阪急杯をV、4連勝で重賞初制覇を飾り、勢いが桁違い。父子制覇を狙うトウシンマカオは7枠14番。シルクロードSは大外枠とハンデが響き4着も、強い競馬は見せており、決め手比べなら上位候補に名前が挙がる。

 ウインマーベルは昨秋のスプリンターズSで2着の強豪。こちらもトウシンマカオ同様にシルクロードSではピンク帽とハンデが大きく響いた。今回も8枠18番と試練の大外枠。松山の手綱さばきに期待したい。

 中の人注目、連覇を狙うナランフレグは3枠6番。昨年は、内をさばいて先頭でゴールイン、悲願の重賞制覇をGⅠの舞台で飾った。秋のスプリンターズでも3着と差し脚はいまだ健在。今年も雨の影響がありそうで前が苦しくなるなら出番がありそうだ。

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