オークスの枠順が確定!
2023年5月18日 14:44 3歳牝馬の頂点を決める「第84回オークス」。今年は3枠5番のリバティアイランドが断然の主役だ。上がり3F31秒4をたたき出した新馬戦、後続に2馬身半差をつけて快勝した阪神JF、先行勢が粘る中4角16番手から突き抜けた桜花賞、勝った3戦はどれも圧倒的なパフォーマンスだった。昨年のスターズオンアースに続いて史上17頭目の牝馬2冠へ、視界は良好だ。
舞台替わりで逆転を期す桜花賞組も粒ぞろい。リバティアイランドと同じ勝負服のコナコーストは5枠9番。新馬勝ち以来2着が続くものの、レースセンスは陣営も認めている。鞍上にレーンを配し、必勝態勢だ。半兄エフフォーリアとの兄妹クラシック制覇に挑むペリファーニアは7枠14番。桜花賞では直線でいったん先頭に躍り出るなど見せ場十分だった。クイーンS覇者の6枠12番ハーパー、阪神JF2着の8枠17番シンリョクカもあなどれない。
トライアルレースのフローラSを逃げ切ったゴールデンハインドは3枠6番から。ゴールドシップ産駒は過去3頭の出走で、21年Vユーバーレーベン、20年3着ウインマイティーが結果を出しており、今年も注目だ。半兄にソーヴァリアントがいる良血ソーダズリングは5枠10番。コンビを組む武豊は「チャンスのある1頭だと思います」と期待を寄せている。
中の人注目はヌーヴォレコルトを母に持つ8枠18番のイングランドアイズ。前走のフローラSでは厳しい外枠に加えて出遅れも重なったが、上がり3F最速の33秒4で追い込み4着。才能の片りんを見せつけた。4分の1の出走抽選をくぐり抜けてたどり着いた大舞台で、オークス母娘制覇を狙う。