川田騎乗のリメイクは5枠10番に入った。昨年のカペラＳを圧勝し重賞初制覇を飾ると、今年はリヤドダートスプリントで３着、続くドバイゴールデンシャヒーンで５着と海外での経験を積んだ。ここが国内復帰戦だが、3戦して2勝を挙げる中京の7Fならば信頼度は高い。海外での経験を糧にさらなる高みを目指す。

　4枠7番ドンフランキーも充実ぶりが光る。2度目のダートオープン競走、初の千二ながら、後続に2馬身差をつける前走の逃げ切りＶは圧巻だった。ただ陣営は「前走を見ても千二より千四の方がレースはしやすい」とジャッジ。ここも通過点となる可能性も。7枠13番に入ったタガノビューティーは前走のかしわ記念で首差２着。勝ち馬メイショウハリオはその後帝王賞を勝っており、価値の高い一戦だった。ここも上位候補。

　中の人注目シャマルは2枠3番に入った。重賞4勝で実績は十分。前走は競走中止だったが、松下師は「影響なくて、健康です」と説明している。ハードワークを積み、中央重賞初制覇を狙う。