「第30回アンタレスS」（19日、阪神ダート1800m）の枠順が18日、確定した。

主役を張るミッキーファイトは6枠8番。最強世代と評される4歳世代屈指の実力馬。前走のフェブラリーS（3着）で地力を証明。1F延長で初の阪神遠征となる今回、田中博師は「コース的に問題ないし、1800メートルもいい。ずっと右回りの方がいいと思っている馬なので」と期待を寄せている。

　武豊に手綱が戻るヤマニンウルスは6枠9番。前走から体が締まって好調をキープ。最終追い切りは坂路でしまい重点。斉藤崇師は「バランスが取れて、しっかりと反応できていた。詰めて使えるようになったのが大きい」と手応え十分。ダート1700～1900メートルに限れば負け知らずの5戦5勝で反撃態勢だ。

　転厩初戦のオメガギネスは4枠4番からの発走。重賞未勝利だが2着3回と堅実な走りを見せてきた。最終追いは絶好気配。悲願の初タイトルを狙っている。

　注目は、昨年3着馬ハギノアレグリアスで8枠12番に入った。2走前のシリウスSは59.5キロを背負って勝ちきっており、実力は上位。前走チャンピオンズC以来でしっかりリフレッシュして今年初戦に臨む。