【浜田の公式“券”解】3日新潟11R ミルコの手腕に託してマイネルウィルトス

2023年9月3日 08:00

 新潟記念。マイネルウィルトスは重賞で2着3回。今回のメンバーに入れば胸を張れる実績だ。重賞3勝を挙げ、4年前の当レースを勝っているユーキャンスマイルの58キロは納得。ただ、サリエラの牝馬で57・5キロは酷量。57キロで並んだ他4頭も実績や近況を加味すれば“背負わされた”感が強い。対するマイネルウィルトスは1年ぶりの実戦だった前走・函館記念で0秒4差4着。24キロ増の馬体を考慮すれば上々の内容で、今回は上積みあるのみだ。

 何と言ってもコンビ復活のミルコ・デムーロが心強い。新潟記念は過去7戦で【2302】。連対率は7割超え。21年には今回と同じ勝負服のマイネルファンロンを、外16番枠から勝利へと導いている。ウィルトスも不良馬場のリステッドという条件ながら、新潟外回り2000メートルは21年福島民報杯で大差(1秒8)勝ちを収めた舞台。実績のあるコースで鞍上は新潟記念男。恵まれたであろう重量も味方に初タイトルをつかむ。(14)から。

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