阪神C。実績（獲得賞金）による重量の変動がない定量戦。ならば素直に実力と適性を評価するのみ。◎ママコチャはG1スプリンターズSの勝ちっぷりが素晴らしかった。結果的に千二へのシフトが奏功した形だが、元々の主戦場は千四。当舞台でも2勝と相性抜群だ。シラユキヒメ一族の底力を改めて示した1頭。香港遠征を見送り、あえてG2のここを選んだのも、来季の活躍を見据えての選択。ぜひスプリント路線を引っ張る存在となってほしい。

　○グレナディアガーズは、これがラストラン。阪神Cは3年連続の参戦で、過去2年は1、2着。リピーターの多いレースだけに外せない。▲アグリは【3010】のコース巧者。馬券は（13）から（10）（14）を厚めに有馬記念の資金稼ぎ。