【浜田の公式“券”解】7日中山11R 対戦レベル上位のマスクオールウィン

2024年1月7日 08:00

 フェアリーS。毎年のことだがG3とはいえ、ほぼ1勝馬同士の争い。未対戦の馬が多く、横の戦力比較が難しい。頼りになるのは対戦レベル。すなわち、どんな馬と戦ってきたかが重要だ。

 ◎マスクオールウィンは、まず新馬戦(4着)がハイレベル。勝ったボンドガールは次走G3サウジアラビアRCで牡馬相手に2着と善戦。2着チェルヴィニアは2戦目で勝ち上がり、続くG3アルテミスSも完勝。3着コラソンビートはその後に3連勝でG2京王杯2歳Sを制覇。世代女王を決するG1阪神JFでも0秒2差3着に食い下がった。

 いずれも今春の桜花賞の有力候補。マスクも2戦目で勝ち上がり、その後も3→2→1着と安定。しかも全て牡馬混合戦。牝馬同士の“なんちゃってG3”なら実力上位は明らかだ。全2勝は1200メートル戦だが、母は千八までこなしており距離の融通は利くはず。ここは素直に対戦レベルを信頼する。(3)から。

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