京成杯。◎アーバンシックは父がスワーヴリチャードで、祖母がランズエッジ。血統通ならピンと来たはずだが、昨年暮れのG1ホープフルSを牝馬として初めて制したレガレイラと全く同じ配合。この祖母ランズエッジはディープインパクトの半妹で、昨年の阪神JF2着ステレンボッシュの祖母でもある。この世代のトレンド母系とも言える。

　舞台はレガレイラが勝ったホープフルSと同じ中山芝2000メートル。ほぼ全弟とも言えるアーバンシックに向かないはずがない。実際、札幌のデビュー戦で右の小回りを器用にこなしている。それでいて前走・百日草特別では、東京で上がり最速3F33秒2で差し切りVと決め手も十分。レガレイラは皐月賞挑戦のプランを掲げているが、アーバンシックもぜひここを突破して“同族対決”に期待したい。（6）から。