金鯱賞の枠順が確定!

2024年3月8日 10:30

 破竹の5連勝で昨年の菊花賞を制したドゥレッツァは3枠3番から24年の始動戦を迎える。最終追いでは切れのある動きを見せ、状態の良さをアピール。「馬体のつくりが良くなっている。脚元もようやく固まってきたし、疲れが出にくい体になったね」と尾関師も成長を実感している。春の大一番、天皇賞・春に向け、まずは6連勝で弾みをつける。

 連覇を狙うプログノーシスは4枠4番に入った。昨年は当レース、札幌記念とGⅡを2勝。GⅠでも2、3、5着と実績を積み上げた。こちらも最終追いでは軽快な動きを見せており、始動戦をいい形で迎えられそうだ。5枠7番ヤマニンサルバムは全6勝のうち5勝を中京で挙げる中京巧者。前走は同じ舞台の中日新聞杯でV。充実期に入った今なら強敵相手でもチャンス十分だ。

 中の人注目は6枠9番に入ったノッキングポイント。適性外の菊花賞では15着に敗れたものの守備範囲の2000メートルなら、昨年古馬相手に新潟記念を勝った実績がある。巻き返しに期待だ。

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