高松宮記念の枠順が確定!
2024年3月22日 09:20 伸び盛りの4歳馬ルガルは3枠6番からGⅠ初制覇に挑む。前走・シルクロードSではハンデ57・5キロを背負いながらも、課題のスタートを決め3馬身差の圧勝劇を演じた。3戦連続のコンビとなる鞍上・西村敦は、その強さにほれ込む一方、「課題はゲート。それが全てです」と気を引き締めるコメント。陣営は「後ろのバランスが良くなり、ゲートの出も良くなった」と肉体面の成長に手ごたえを感じている。
3枠5番トウシンマカオは、そのルガルに昨秋の京阪杯で2馬身差をつけて勝利。今季の始動戦オーシャンSでも危なげない勝利を重ね、充実ぶりが著しい。スプリント大国・香港からの刺客ビクターザウィナーは5枠10番。前走・センテナリースプリントCでGⅠ制覇を果たした勢いは侮れない。7度目のGⅠ挑戦となるナムラクレアは2枠3番から昨年2着の舞台で悲願のタイトル奪取に燃える。
中の人注目は、ここがラストランとなるメイケイエール。6枠11番に入った。一昨年のセントウルSを最後に勝利から遠ざかっているものの、目イチの仕上げとなる今回は色気十分。有終の美を飾れるか最後の走りを目に焼き付けたい。